盛岡の桜が満開となるなかで、去る４月24日（木）、ホテル東日本に於いて

平成26年度「いわて福島県人会総会・懇親会が会員37名の参加のもと、和やかに開催されました。

昭和62年７月、岩手医大OBの先生と初代大堀勉会長(前岩手医科大学理事長)の尽力で発足された「いわて福島県人会」は、初代、二代（小山田潔元全国自治体病院協議会会長）の相次ぐご逝去により、ここ２〜３年間はその活動が停滞。

こうした事態を憂慮し、遠藤直樹先生（岩手県医師会常任理事）、小林秀樹先生（小林眼科名誉院長）、樋口紘先生（八角病院副理事長）、後藤文郎氏（三陸土建副社長）などから、活動の再開を望む声が上がり、県人会の再スタートが切られました。

総会では新役員承認の後、第三代会長の就任挨拶があり樋口紘先生から、「ふるさと福島の被災に想いを致し、今後の県人会が益々有意義な親睦団体として活動できるよう、微力ながら尽力したい。次の懇親会では岩手で学ぶ福島出身の学生や被災により福島から岩手に避難している人たちの招待なども検討していきたい」とのご挨拶がありました。

また、引き続き行われた講演会では「被災地支援について」と題し、被災者の支援にあたる熊坂義裕先生（熊坂内科医院院長・元宮古市長）の講演が行われ、震災３年後の現状に理解を深めました。

懇親会では皆さん和やかに、あちらこちらで“福島弁”丸出しで、楽しい一時を過ごしました。