訳
霜雪にも色を変えぬ松柏はい梅のよい媒であり　寒い季節に向って相笑って花を開くのがよい　その品格は高きに居り夏殷周聖代の上にあり　なりすがたは何者にも譲らず百花の第一である　水辺のまばらな影は時に動くことがあり　月下のそぞろにただよう香はどこから来るのか　人はまだ立ち上らぬ先に清気は身辺に満ち　長く遠く夢を引いて玉のうてなにやってくる

注
後彫　拙僧変えぬたとえ(論語)
三代　理想像