山口青邨「立ち枯るる ものに玉露 冬の雨」

山口青邨 俳人(虚子門下)
東大名誉教授、盛岡の俳壇でも活躍
「立ち枯るる ものに玉露 冬の雨」

山口青邨(やまぐちせいそん) (1892年~1988年)
俳人。岩手の生まれ。本名、吉郎。高浜虚子に師事。「夏草」を主宰。写生に根ざした清純・高雅な句風で知られた。句集「雑草園」「露団々」など。