原敬「一朶荷花満院香」

一朶荷花満院香 逸山敬

【意味】
一枝の朶を荷負うて院に入れば、その花の香りが院内に香り渡る
(人徳のある人がおいでになり、部屋に入るとその部屋の香り(空気)がその人の人徳で満たされるという意味)

原敬(はらたかし) (1856年~1921年)
政治家。新聞記者・外交官などを経て大阪毎日新聞社社長。立憲政友会創立に参加。逓相・内相を務め、政友会総裁となる。1918年(大正7)最初の政党内閣を組織し平民宰相と称されたが、強硬政策が反発を買い東京駅で暗殺された。