南部利剛「堪忍」

南部利剛(なんぶとしひさ) (1826年~1896年)
幕末の大名。文政9年12月28日生まれ。南部利済(としただ)の3男。南部利義(としとも)の弟。嘉永(かえい)2年陸奥(むつ)盛岡藩主南部家15代となる。海岸防備、京都守護につくし元治(げんじ)元年左近衛(さこんえの)中将となる。
戊辰(ぼしん)戦争では奥羽越列藩同盟に加わり新政府軍と戦ったが、敗れて明治元年隠居した。明治29年10月30日死去。71歳。初名は謹敦。通称は鉄五郎。歌集に「桜園集」