南部利義「太平喜歳新」

『太平喜歳新』 松堂
(新たな歳に太平を喜ぶ)

南部利義(なんぶとしとも) (1824年〜1888年)
幕末の大名。文政6年12月12日生まれ。南部利済(としただ)の長男。嘉永(かえい)元年陸奥(むつ)盛岡藩主南部家14代となる。父の奢(おご)りをいましめたがききいれられず、逆に藩政の実権をにぎる父によって2年引退に追い込まれた。のち粗暴な行動のため江戸藩邸に監禁された。明治21年8月21日死去。66歳。著作に「砲術講義」など。