原敬「学如富賈在博収仰取俯拾無遺籌」

【読み】
学ハ富賈(フウコ)ノ如ク博収(ハクシュウ)ニ在リ、仰ギテ取リ臥シテ拾ウ遺籌ナシ。

【意味】
学問を志すには、富める商人が沢山の荷を集めるように広く(博く)収めなければならない。仰いで取り、臥して拾うように。そうすれば後悔することはない。

原敬(はらたかし) (1856年~1921年)
政治家。新聞記者・外交官などを経て大阪毎日新聞社社長。立憲政友会創立に参加。逓相・内相を務め、政友会総裁となる。1918年(大正7)最初の政党内閣を組織し平民宰相と称されたが、強硬政策が反発を買い東京駅で暗殺された。